HOME ≫ 3.深長穴加工における設計のポイント
深い穴加工は、切削油をスムーズに送れず、刃物が熱を持ちやすく、加工することが困難になる場合があります。
穴の貫通が必要ない場合であれば、上記のような両面からの浅い穴加工に変更することで、加工を容易にすることができます。
穴を貫通させた場合、穴の深さ比率を示すＬ/Ｄは5となり加工が難しく工数がかかってしまいました。そのため、設計段階で両面からの穴加工（Ｌ/Ｄ≒1.67）に変更することでコストダウンにつながることが可能になります。
※Ｌ/Ｄ＝穴深さ（Ｌ）÷工具径（Ｄ） ※Ｌ/Ｄは小さいほど加工がしやすい
