HOME ≫ 1.精密加工を実現する材料選定のポイント1
材料メーカーのカタログからの規定サイズのフラットバー(厚:15mm×幅:25mm)を元に設計をしていました。しかし、市販フラットバーは平面度0.1の精度は出ていません。
平面度0.1をだすためには、現状フラットバーに追加工を施す必要があります。そこで追加工のし易いホット材などから、加工取りしろを考慮した寸法にすることでフラットバーの寸法精度(平面度)を所定のものとすることができます。
設計技術者として、市販材料の精度を把握した上で設計を行なわないと、当初の見積よりも原価が高くなることがあるので注意が必要です。