HOME ≫ 3.精密加工を実現する材料選定のポイント3
SUS304は、価格と性能面で一般的な材料としてよく使用されていますが、使用目的によっては歪みが発生し易く、歪み取りによって工数の増大をまねく場合があります。
歪みが発生し易い形状の加工の場合では、SUS304ではなく、SUS303を使用することで材料費は高くなっても加工工数が削減でき、トータルでコストダウンになります。
設計技術者はワークの形状によって適切な材料を選定することで、材料費と加工費をトータル的なコストダウンを実現することが出来ます。